マンションで洗面台リフォームを行う際、どのようなことに注意すれば良いかご存知ですか？集合住宅のルールを破ると、トラブルに発展したり、場合によっては損害賠償を請求されたりすることもあります。そこで本記事では、集合住宅で洗面台をリフォームする際の注意点を紹介します。システム洗面台を新しく導入するメリットについてもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

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洗面台の種類と特徴

ここでは、マンションに設置できる洗面台の種類を紹介します。

洗面器型洗面台

洗面器型洗面台は、洗面ボウルと水栓のみの最低限のパーツから構成されているシンプルな洗面台です。カスタマイズ性や十分な収納スペースはありませんが、狭い場所にも設置できるというメリットがあります。

システム洗面台

システム洗面台は、洗面ボウルや水栓、鏡、カウンターなどの設備を備えており、それらの配置や組み合わせを自由にカスタマイズすることができます。2台の洗面台を組み合わせることもできるため、家族の人数が多い世帯にもおすすめです。

ユニット洗面台

ユニット洗面台は、洗面ボウルや水栓、鏡などの部分が、収納スペースと一体化された洗面台のことです。ユニット式のため工事は簡単ですが、サイズが規格化されているため、周囲の設備との位置関係や設置する場所の広さを必ず確認しておきましょう。

マンションで洗面台リフォームを行う際の注意点

ここでは、マンションで洗面台のリフォームを行う際の注意点を紹介します。

管理規約の内容を確認しておく

マンションの良好な住居環境を確保し住人の利益を守るため、管理規約が定められています。管理規約の内容はマンションによって異なりますが、リフォームについてのルールも記載されているため、必ず目を通しておきましょう。また、申請が必要な場合には、工事申請書を提出することも大切です。

これらのルールを破ると、工事の差し止めだけでなく現状回復等の措置を求められることもあるため、十分注意してください。

設置位置は慎重に決める

洗面台に限らず、水回りの設備全般に言えることですが、設置位置を決める際は、排水管との位置関係をよく考えましょう。洗面台を適切でない位置に設置すると、排水がうまくいかずに詰まりやすくなることもあります。設置位置を決める際は、プロの業者に相談することをおすすめします。

工事が大掛かりになることも想定しておく

希望するリフォームの内容によっては、工事が大掛かりになることも知っておきましょう。例えば、壁材やフロア材の変更、間取り変更などを行う場合は、費用が高くなり工期も長くなります。予算や工事中のスケジュールを慎重に考えながら、リフォーム計画を進めることが大切です。

新しい洗面台を導入するメリット

ここでは、最新式の洗面台を導入するメリットをお伝えします。

メンテナンス性が向上する

従来の排水口は、髪の毛やゴミなどが詰まりやすい形をしていましたが、近年の洗面台はゴミが溜まりにくい工夫がされています。また、凹凸が少なく掃除をしやすかったり、汚れがつきにくい防汚加工を施していたりする製品もあるため、掃除の手間を軽減することも可能です。

デザイン性が向上する

システム洗面台を選べば、自分好みにカスタマイズすることができるため、洗面所のデザイン性が向上します。収納スペースを広く確保すれば、スキンケア用品などを全てしまって、すっきりとした印象を演出できます。

省エネ性が向上する

洗面台の蛇口をタッチレスタイプのものに交換すると、節水に役立ちます。特に、お湯やぬるま湯を使う場合には、給湯器のエネルギーも節約することができるため、水道光熱費を抑えることができます。

集合住宅のリフォームは慎重に！

本記事では、マンションの洗面台リフォームを行う際の注意点を紹介しました。マンションで洗面台をリフォームする際には、管理規約の内容をよく確認することが大切です。集合住宅にお住まいで、洗面台のリフォームを希望している方は、ぜひ専門業者に相談してみてください。